 
  あさのびベンガル、もりのいりぐちで
 森の小道に朝日が差し込みはじめたころ、一匹のベンガル猫・レオが草の上で伸びをしていました。
ヒョウのような美しい模様としなやかな体つきが自慢のレオは、毎朝この森の入り口までお散歩にやってきます。
この日も朝露に濡れた草を踏みしめ、深く息を吸い込み、ぐーっと背伸びをしながら「あふ〜」と大きなあくび。
その瞬間、森の奥から何かが動く気配がしました。
レオは耳をぴくりと動かし、目を細めて森をじっと見つめます。
「今日は何かいいことがあるかも…」
チョーカーについた銀の名札が陽の光にきらりと光り、レオはさっそく探検に出発しました。
森の入り口でのあくびは、レオにとって冒険の合図なのです。 
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