ねむねむ午後のトンキニーズ

ある雨の午後、トンキニーズのミルクはいつものふかふかクッションの上で、ちいさなクマのぬいぐるみをぎゅっと抱きしめていました。お気に入りの淡いピンクのパジャマに着替えて、静かなリビングの中でまどろむミルク。外ではしとしと雨が降り、窓越しのしずかな音が子守唄のように響いています。 「ミルク、もうすぐお昼寝の時間だよ」とママがそっと声をかけると、ミルクはぱちりと目を開けて、安心したように微笑みました。そしてまた、ぬいぐるみをぎゅっと抱きなおすと、目を閉じてすぅすぅと夢の中へ――。 夢の中では、ミルクとクマさんはふしぎな雲の上を歩いていました。ふわふわの雲の上にはキャンディの木や、虹色の小道があり、どこまでも続いています。ミルクはにっこり笑って、クマさんと手を取り合いながら、どこまでも歩いていくのでした。そんな夢の中でも、雨の午後の安心感はずっと心のなかにあって、ミルクをやさしく包んでくれました。 おやすみ、ミルク。また素敵な夢で会おうね。(*´︶`*)☁️