昭和メダルゲームに夢中なバリニーズの親猫
とある商店街の奥にある、今では数少なくなった昭和レトロなゲームコーナー。そこには古びたコインのルーレットマシンが並んでいた。
その前に座っているのは、バリニーズの親猫“ランジ”。真剣な表情でレバーに前足をかけ、ガチャンという音とともにコインを投入。目はルーレットの回転を追い、あたりを待つ姿はまるで昭和の名プレイヤーのよう。
その横であきれ顔の子猫“ミルク”は、小さな手をちょこんと台に置きながらぽつりとつぶやいた。「またやってるにゃ…」
実はランジ、昔はこの街の“メダル王”と呼ばれていた伝説の存在。久々に再訪したこのゲームコーナーで、思い出に浸ってしまったのだ。
「にゃあ、当たったにゃ!」とテンションが上がるランジに、ミルクもとうとう笑顔を見せて「次はわたしもやってみたい」と目を輝かせた。
こうして、ゲーム好きの血はしっかりと子にも受け継がれ、親子の昭和レトロ体験は笑顔で満ちた素敵なひとときとなった。
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