月光の誓い、ソマリキャットの覚悟

ソマリ猫の“ティオ”は、かつて草原を駆け回っていた無邪気な子猫だった。 しかし、世界が崩壊し、かつての楽園は荒廃した大地へと変貌。ティオは大切な仲間と未来を守るため、自ら猫型メカ「ルナフォースアーマー」に乗り込み戦士となった。 今、彼の背中には月光を受けて輝く巨大なエネルギーパネル。武装のひとつ“サテライトキャノン”を膝立ちで構え、その小さな体に信じられないほどの勇気を宿していた。 敵の接近を知らせる静かなアラート音。だがティオは動じず、ただ月を見つめ、仲間たちの笑顔を思い出す。 「この一撃で、未来を切り開くニャ…！」 夜空に向かって構えられたキャノンの先端が光り、緊張が最高潮に達する。 そしてティオは、決して譲れない希望のために、戦いの扉を開く。