キャプテン・ミルクの航海日誌
キャプテン・ミルクは、世界で唯一“寝たまま航海する猫”として知られている。彼のヨット「ふわふわ号」は、自動操縦と風任せのスローライフ航法を備えた最先端の(しかしなぜか木造の)一隻だ。
出港したのは朝ごはん後、そして昼寝が始まったのもまた朝だった。白い帆の影がちょうど心地よく揺れる場所を見つけたミルクは、腹を見せてぐで〜んと仰向けに。
「世界征服は、まあ明日からでもいいニャ…」
そうつぶやいた彼はそのまま夢の中で巨大マグロ軍団と交渉し、缶詰王国を建国する壮大なビジョンを見ていた。
誰もいない大海原、風の音、そして猫の寝息だけが漂うヨットの甲板。
——こうして、昼寝と冒険が融合した前代未聞の航海が始まったのだった。
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