逆さまティーパーティーと虹の魔法猫
ある雪の日の午後、時空のねじれたティーパーティーが始まった。老いたアメリカンショートヘアの黒猫、ルミナは、逆さまになった巨大なカップの内側でふわりと宙に舞い上がる。彼女の片耳だけは虹色に輝き、その前足からはカラフルな泡が弾けるように溢れ出す。ルミナは、泡を繋げて空中に虹の橋を描きはじめ、無数のカップやソーサーが浮遊し、虹色に輝くスプーンと甘い砂糖の粒が周りを泳ぐ奇想天外な空間が広がる。
ルミナの泡の帽子が光るたび、カップの壁には次々と鮮やかな虹が映し出され、まるでおとぎ話の魔法使いのように、彼女は時間も重力も忘れてこの世界を満喫した。もしあなたもカップの中に迷い込んだら、虹の橋の先にはもっと素敵なティーパーティーが待っているかもしれない。
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