氷迷宮ジャンプ!ゼンマイ猫の大冒険
この猫の名はピリオド。ある夜明け前、氷でできた巨大万華鏡迷路の中心に設置されたトランポリンで、とんでもない冒険が始まった。翡翠グリーンと黒曜石のツートンフェイス、ゼンマイ仕掛けの帽子をちょこんと乗せたピリオドは、蜘蛛の糸のような自前の毛で天井からぶら下がりながらも、反動を利用してトランポリンで空中へ高く舞い上がる。跳ねるたびに鼻先ではシャボン玉が弾け、霧の中で虹色の光を放った。
足裏のヒマワリの種がリズムよくトランポリンを蹴ると、蔦の絡まる古時計が時を刻み、氷の壁が万華鏡のように二重写しの不思議な空間を映し出す。外は吹雪、室内は淡い霧。ピリオドはこの世に存在しないほどの好奇心と遊び心で、笑顔と狂喜の叫びを響かせる。
ゼンマイ帽子がカチリと音を立てると、迷路全体がゆっくり回転し始めた。その瞬間、ピリオドは「時空のジャンプ猫」となり、泡を追いながら幻想の新世界へ跳び込んでいくのだった。氷迷宮は静かに、しかし確かに、次の冒険者を待ち続けている。
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